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不安と不眠について

 
不安は不眠を引きおこす危険があります。

不安になるということは、何か心配事があるからでしょう。
一度気にしだすと、それが頭から離れない人は、脳細胞が興奮してしまいます。感情を司る大脳辺縁系が興奮するのです。その信号をうけて、間脳の視床下部は交感神経を優位にさせます。また不安があまりに強いと、自律神経が不安的になる自律神経失調症になってしまうことに。その結果、不安が不眠をもたらすわけです。

不安で不眠になった場合、今自分が気になっていることを紙に書き出してみるといいでしょう。そのまま頭のなかだけで考え続けていると、自動思考を引きおこし、いつまでも不安の連鎖が堂々巡りのように続いてしまいます。その結果、いつまでたっても目が冴えて眠れなくなることに。紙に不安や心配事を書き出すことは、この自動思考の連鎖を断ち切るキッカケになります。書いただけで別に解決はしていないのですが、すでに解決したような感覚になるわけですね。

頭のなかにあるものを、目で見える文字にする。
これは脳の整理にとても役立ちます。今注目を集めているマインドマップに通ずるものがありますね。文字に書き出すということは、不安を人に聞いてもらうのと同様の効果があります。人に相談して話を聞いてもらうだけでも、肩の荷が下りるものですよね。その結果、不安による不眠が解消されるわけです。

 


不安で不眠になってきたら、日中は太陽の光にあたって、覚醒度を高めるとよいかもしれません。そのほか運動したりするのです。そうするとストレスホルモンが分解されて、夜になると睡眠物質へと変換され、余計な不安を考える余地がなくなります。不安よりも眠気のほうが勝るわけですね。精神生理性不眠の患者さんでも、日中の疲労度が少ないために、「寝れないんじゃないか」という余計な思考が出てきてしまうところがあるのです。

そのほか不安による不眠を和らげる方法として、夕食の内容に気を配ってみましょう。たとえば神経を落ち着かせる食材・成分を取るのです。ギャバは脳内の興奮を鎮める神経伝達物質。ギャバは、味噌、醤油、玄米に多い成分。少量のアルコールもギャバを増やします。トリプトファンは脳内でセロトニンとなり、最終的に睡眠ホルモンであるメラトニンになります。トリプトファンは牛乳、卵白、肉、大豆などに含まれています。寝る前の一杯の豆乳などはどうでしょうか?

 


不安で不眠になったときは、上記三つのことを試してみてください。
もちろん相談できる人がいるのなら、話を聞いてもらいましょう。また、問題解決に向かって行動を起こすだけでも意味があります。不安になる人は、きっと頭の中だけで完結してしまって、必要な行動を躊躇しているのだと思います。明日は行動を開始すると決意することです。そうすれば、布団のなかで心配している必要がなくなります。

たとえその行動自体が、問題を解決することにならなかったとしても、一歩前進したということが安心を呼び、あなたの不安を和らげるのです。ちょうど書いただけで気が楽になるのと似ていますね。そうなったら、今度は問題が解決した光景ばかりが、さかんに心に浮かんでくるかもしれません。そうなれば脳はリラックスできるので、安眠・快眠は約束されたようなものです。
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